3-STEP SCIENTIFIC SANITATION PROCESS

カビ対策は、
条件設計

実はカビも、「ミエナイ・カビ」がリスクです。
黒ずみとして見える頃には、すでに菌糸が広がり、
胞子を放出し始めている可能性があります。

「ミエナイ・カビ」が、
ターゲット

カビは、目に見えない胞子や菌糸の段階から進行します。 黒ずみとして見えているものは、 その見えない発育が表面に現れた結果です。 だからこそ、見えているカビだけでなく、 「ミエナイ・カビ」をリスクとして捉える必要があります。

01

カビ臭による印象低下

カビ臭や湿気臭は、清潔感や施設への印象を損なう原因になります。 見た目だけでなく、空間全体の不快感として受け取られることがあります。

02

ダニ・アレルゲンの温床

カビが発育する場所には、 湿気や埃、皮脂などの汚れが残っていることがあります。 その環境は、ダニやアレルゲンのリスクにもつながるため、 カビだけの問題として見ないことが大切です。

03

働く人の健康不安

カビや湿気のある環境で作業する従業員にとって、 呼吸器症状やアレルギーへの不安は見過ごせないリスクです。 人手不足の現場では、体調不良による離脱が業務負担にもつながります。

カビは、
短期間で発育します

発育速度は環境によって変わりますが、 高湿度や結露、汚れなどの条件が揃うと、 短期間で黒ずみとして見える状態へ進行することがあります。

01

潜伏期

1〜2日目安

胞子が付着し、湿気や汚れなどの条件が揃うことで、 目に見えない段階で発育の準備が進みます。

02

繁殖期

3〜5日目安

菌糸が広がり、発育が進みます。 見た目には分かりにくくても、 素材表面や周辺環境ではリスクが進行している可能性があります。

03

定着期

7〜14日目安

黒ずみやシミとして目に見える状態になり、 素材に色素が残る場合があります。 除去だけでなく、素材状態や発育条件の確認が必要になります。

MOLD NOTE

カビは、表面だけで判断しにくい。

カビは菌類ですが、発育のイメージとしては植物にたとえると分かりやすいものです。 目に見えない段階で菌糸を広げ、条件が揃うことで発育し、胞子を周囲へ広げていきます。

たとえば、草を刈っても根が残り、土や水分、日当たりなどの条件が揃えば、 いつの間にかまた生えてくることがあります。 カビも同じように、見えている部分を取り除くだけではなく、 菌糸や素材状態、湿気や汚れなど、育った条件そのものを見極めることが重要です。

カビが育つ条件を、
見極める

01

湿気・結露

高湿度や結露は、カビが発育しやすい代表的な条件です。 水分が残る状態が続くほど、リスクは高まります。

02

汚れ・有機物

埃、皮脂、油分、有機汚れなどは、 カビの栄養源となることがあります。 洗浄によって栄養源を減らすことが重要です。

03

素材状態

クロス、木材、ジプトーン、目地材などは、 表面の凹凸や吸い込みによって、 カビや色素が残りやすい場合があります。

04

換気不足

空気が滞留すると、湿気やニオイがこもりやすくなります。 換気状態は、カビ対策で確認すべき重要な条件です。

05

建物構造

漏水、断熱不足、結露、外壁や天井裏からの湿気など、 建物側の要因が関係している場合もあります。

06

時間

条件が揃った状態が続くことで、 カビは見えない段階から発育し、 黒ずみやシミとして表面化することがあります。

除カビで減らし、
防カビで抑え、
抗菌防臭加工で整える

01

CHECK / REPORT

測定結果をもとに、作業プランを立てる

現地調査では、カビの発生箇所、湿気、換気、素材状態、建物側の要因を確認します。 必要に応じてATP拭き取り検査や空中浮遊菌測定を行い、 採取したカビ菌を培養して「真菌等測定結果報告書」として整理します。 その結果をもとに、除カビ・防カビ・抗菌防臭加工の作業プランを立案します。

01

複数箇所でATP拭き取り検査・空中浮遊菌測定を行う

02

カビ菌の培養・測定結果の整理

03

真菌等測定結果報告書をもとにプラン立案

カビ菌の培養検査イメージ
02

REMOVE

ミエル・カビを減らす

対象箇所に応じて除カビ剤を使用し、 表面に現れているカビを可能な範囲で除去します。 素材状態によっては、色素やシミが残る場合があります。

03

CONTROL

カビが育ちにくい状態へ

除カビ後、対象箇所に防カビ処理を行います。 外部から胞子が入り込むことを前提に、 カビが発育しにくい表面状態を目指します。

04

ANTIBACTERIAL / DEODOR

ミエナイ・カビに備える

防カビ処理後、ハイブリッド触媒®ラーフエイドによる 抗菌防臭加工を行います。 カビの栄養源となり得る有機物やニオイ原因に働きかけ、 ミエナイ・カビに備える補助工程として位置づけています。

素材や建物条件によって、
できることには限界があります

カビは、表面に見えている部分だけで判断できるものではありません。 クロス、木材、ジプトーン、ロックウール、ケイカル板、目地材などは、 素材の凹凸や吸い込み、表面状態によって、除カビ後も色素やシミが残る場合があります。

また、結露、漏水、換気不足、断熱や建物構造に起因する場合は、 表面処理だけでは期待する状態まで整えられないことがあります。 必要に応じて、建築図面や換気設備の確認、素材交換などの別対応を検討することも重要です。

01

色素やシミが残る場合

黒ずみはカビそのものだけでなく、素材への色素沈着として残ることがあります。 無理な漂白は素材を傷める可能性があります。

02

素材交換が必要な場合

素材内部まで影響している場合や、美観復旧が難しい場合は、 除カビ処理だけでなく、素材交換などの別対応が必要になることがあります。

03

建物側の原因がある場合

結露、漏水、換気不足、断熱不良などが続く場合、 施工後もカビが再発しやすい条件が残ることがあります。

施工後の状態を
確認する

防カビ加工は、カビの発育を抑えるための対策であり、 カビを完全に防ぐものではありません。 外部から胞子が入り込み、湿気・汚れ・換気不足などの条件が再び揃えば、 カビが発育する可能性があります。

そのため私たちは、施工後6ヶ月〜1年を目安に、 ATP拭き取り検査や空中浮遊菌測定を行い、 施工後の状態を確認します。

確認結果をもとに、湿気・換気・素材状態・汚れの付着などを見直し、 必要に応じて今後の管理方法や追加対策を検討します。 カビが育ちにくい状態を保つためには、 施工後の確認と維持管理が重要です。

ミエナイ問題が
問題化する前に

私たちの考え方や対応内容について、まずはお気軽にご相談ください。
施設の状況や課題に合わせて、必要な衛生対策をご提案します。

ミエナイからこそ、 誠実に、真摯に。