カビ臭による印象低下
カビ臭や湿気臭は、清潔感や施設への印象を損なう原因になります。 見た目だけでなく、空間全体の不快感として受け取られることがあります。
MOLD CONTROL
実はカビも、「ミエナイ・カビ」がリスクです。
黒ずみとして見える頃には、すでに菌糸が広がり、
胞子を放出し始めている可能性があります。
MOLD RISK
カビは、目に見えない胞子や菌糸の段階から進行します。 黒ずみとして見えているものは、 その見えない発育が表面に現れた結果です。 だからこそ、見えているカビだけでなく、 「ミエナイ・カビ」をリスクとして捉える必要があります。
カビ臭や湿気臭は、清潔感や施設への印象を損なう原因になります。 見た目だけでなく、空間全体の不快感として受け取られることがあります。
カビが発育する場所には、 湿気や埃、皮脂などの汚れが残っていることがあります。 その環境は、ダニやアレルゲンのリスクにもつながるため、 カビだけの問題として見ないことが大切です。
カビや湿気のある環境で作業する従業員にとって、 呼吸器症状やアレルギーへの不安は見過ごせないリスクです。 人手不足の現場では、体調不良による離脱が業務負担にもつながります。
MOLD GROWTH
発育速度は環境によって変わりますが、 高湿度や結露、汚れなどの条件が揃うと、 短期間で黒ずみとして見える状態へ進行することがあります。
1〜2日目安
胞子が付着し、湿気や汚れなどの条件が揃うことで、 目に見えない段階で発育の準備が進みます。
3〜5日目安
菌糸が広がり、発育が進みます。 見た目には分かりにくくても、 素材表面や周辺環境ではリスクが進行している可能性があります。
7〜14日目安
黒ずみやシミとして目に見える状態になり、 素材に色素が残る場合があります。 除去だけでなく、素材状態や発育条件の確認が必要になります。
MOLD NOTE
カビは菌類ですが、発育のイメージとしては植物にたとえると分かりやすいものです。 目に見えない段階で菌糸を広げ、条件が揃うことで発育し、胞子を周囲へ広げていきます。
たとえば、草を刈っても根が残り、土や水分、日当たりなどの条件が揃えば、 いつの間にかまた生えてくることがあります。 カビも同じように、見えている部分を取り除くだけではなく、 菌糸や素材状態、湿気や汚れなど、育った条件そのものを見極めることが重要です。
MOLD CONDITIONS
高湿度や結露は、カビが発育しやすい代表的な条件です。 水分が残る状態が続くほど、リスクは高まります。
埃、皮脂、油分、有機汚れなどは、 カビの栄養源となることがあります。 洗浄によって栄養源を減らすことが重要です。
クロス、木材、ジプトーン、目地材などは、 表面の凹凸や吸い込みによって、 カビや色素が残りやすい場合があります。
空気が滞留すると、湿気やニオイがこもりやすくなります。 換気状態は、カビ対策で確認すべき重要な条件です。
漏水、断熱不足、結露、外壁や天井裏からの湿気など、 建物側の要因が関係している場合もあります。
条件が揃った状態が続くことで、 カビは見えない段階から発育し、 黒ずみやシミとして表面化することがあります。
GATE APPROACH
現地調査では、カビの発生箇所、湿気、換気、素材状態、建物側の要因を確認します。 必要に応じてATP拭き取り検査や空中浮遊菌測定を行い、 採取したカビ菌を培養して「真菌等測定結果報告書」として整理します。 その結果をもとに、除カビ・防カビ・抗菌防臭加工の作業プランを立案します。
複数箇所でATP拭き取り検査・空中浮遊菌測定を行う
カビ菌の培養・測定結果の整理
真菌等測定結果報告書をもとにプラン立案
対象箇所に応じて除カビ剤を使用し、 表面に現れているカビを可能な範囲で除去します。 素材状態によっては、色素やシミが残る場合があります。
除カビ後、対象箇所に防カビ処理を行います。 外部から胞子が入り込むことを前提に、 カビが発育しにくい表面状態を目指します。
防カビ処理後、ハイブリッド触媒®ラーフエイドによる 抗菌防臭加工を行います。 カビの栄養源となり得る有機物やニオイ原因に働きかけ、 ミエナイ・カビに備える補助工程として位置づけています。
MATERIAL LIMIT
カビは、表面に見えている部分だけで判断できるものではありません。 クロス、木材、ジプトーン、ロックウール、ケイカル板、目地材などは、 素材の凹凸や吸い込み、表面状態によって、除カビ後も色素やシミが残る場合があります。
また、結露、漏水、換気不足、断熱や建物構造に起因する場合は、 表面処理だけでは期待する状態まで整えられないことがあります。 必要に応じて、建築図面や換気設備の確認、素材交換などの別対応を検討することも重要です。
黒ずみはカビそのものだけでなく、素材への色素沈着として残ることがあります。 無理な漂白は素材を傷める可能性があります。
素材内部まで影響している場合や、美観復旧が難しい場合は、 除カビ処理だけでなく、素材交換などの別対応が必要になることがあります。
結露、漏水、換気不足、断熱不良などが続く場合、 施工後もカビが再発しやすい条件が残ることがあります。
FOLLOW UP
防カビ加工は、カビの発育を抑えるための対策であり、 カビを完全に防ぐものではありません。 外部から胞子が入り込み、湿気・汚れ・換気不足などの条件が再び揃えば、 カビが発育する可能性があります。
そのため私たちは、施工後6ヶ月〜1年を目安に、 ATP拭き取り検査や空中浮遊菌測定を行い、 施工後の状態を確認します。
確認結果をもとに、湿気・換気・素材状態・汚れの付着などを見直し、 必要に応じて今後の管理方法や追加対策を検討します。 カビが育ちにくい状態を保つためには、 施工後の確認と維持管理が重要です。